タイトル: マスター・アンド・コマンダー

製作総指揮: アラン・B.カーティス
製作・監督・脚本: ピーター・ウィアー
製作: サミュエル・ゴールドウィン・ジュニア/ダンカン・ヘンダーソン
原作: パトリック・オブライアン
脚本: ジョン・コーリー
撮影監督: ラッセル・ボイド
衣装デザイナー: ウェンディ・スタイテス
視覚効果スーパーバイザー: ステファン・ファングマイヤー/ネイサン・マクギネス
編集: リー・スミス
プロダクションデザイナー: ウィリアム・サンデル
音楽: アイヴァ・デイヴィス/クリストファー・ゴードン/リチャード・トネッティ
出演: ラッセル・クロウ/ポール・ベタニー/ビリー・ボイド/ジェイムズ・ダーシー/リー・イングルビー/ジョージ・イネス/マーク・ルイス・ジョーンズ/クリス・ラーキン/リチャード・マッケーブ/ロバート・パフ/デヴィッド・スレルフォール/マックス・パーキス/エドワード・ウッドオール/イアン・マーサー/マックス・ベニッツ

ナポレオン率いるフランス軍が、各国に侵攻していた19世紀初頭。不敗神話を誇る、イギリス軍の艦長ジャック・オーブリーが率いる「サプライズ号」が、フランスの武装船に果敢な攻撃を挑む。艦長役でオスカー俳優ラッセル・クロウが主演。ハリウッド王道の超大作とはちがい、さまざまなポイントで興奮と感動を与える海洋アクション・ロマンだ。
映像で驚かされるのは、サプライズ号が大嵐にもまれる場面。巨大な水槽での撮影にVFXも駆使して完成した嵐は、間違いなく、これまでの映画にはない迫力を生み出している。そして異例とも言えるガラパゴス島のロケでは、イグアナやカメの姿はもちろん、シュールな大地の光景が収められた。監督は『いまを生きる』などのピーター・ウィアーなので、少年船員たちの友情と勇気のドラマにも大きく焦点が当てられ、ツボにはまった感動が訪れる。衣装や船のデザインの細部に至るまで、あらゆる場面が“しっかりと”作られていることを実感できる良質の大作。それでいて妙に繊細なラストシーンなど、一筋縄ではいかない魅力も詰まっている。(斉藤博昭)


なんと言っても映像、音響が素晴らしかったです。海上での嵐のシーンは見ごたえ十分でした。見ているこちらもハラハラしてしまいます。映画館で見たらすごい迫力だったんだろうな~とちと後悔(^^;
随所に光る、ラッセル・クロウ演じるジャック・オーブリーの奇策、閃きは見ていて、おお~!と思ってしまいます。
艦戦だけでなく(むしろ数少ないですが)、艦内での様々なドラマが印象に残ります。特に、任務最優先だった艦長が親友のために陸に上陸した時などなど。この艦長がどのような人物だったのかはわかりませんが、もうちょっと艦長の苦悩みたいなのを加えて欲しかったりもしました。
ラストも、顔がほころぶような終り方だったので見ていて楽しかったですが、続編あるような終り方でした…。それだけ気になります(^^;
と言うかこれってヒューマンドラマだったような気がしてなりません(笑
好きな俳優のラッセル・クロウが主演だったのでプラス★の評価です。
ラッセル・クロウの二重あごもかなり気になったなぁ…(^^;

※激しい艦戦やアクションを期待しないで見たほうがいいですよ。ヒューマンドラマですから!(笑

評価値:★★★★☆

by toda